化学メーカーの日本合成化学工業(大阪市)は27日、大阪国税局の税務調査を受け、2012年3月期までの4年間に、移転価格税制に基づき申告漏れを指摘され、法人税や過少申告加算税など約27億円が追徴課税(更正処分)される見通しとなったと発表した。 同社は「見解の相違だ。適切な処理をしたと考えている」としており、異議申し立てをする方針。申告漏れの金額は明らかにしていない。 日本合成化学は1927年設立で東証1部に上場。13年3月期の売上高(連結)は約919億円。 (出所:中日新聞)