ニュース

コラム

2022.08.30

租税裁判:ロケーション・セービング・その他現地市場の特徴から生じる残余利益の扱いについて~日本ガイシ事件(その2)~

はじめに 東京高裁は、2022年3月10日、第一審の判決を是認し、控訴および付帯控訴のいずれも棄却しました。国と納税者ともに上告等を行わなかったことから、本件課税処分のおおむね全額を取り消した第一審が確定したものです。 …

コラム
2022.07.26

移転価格の視点で捉える中国政府の「国家標準」施策

問題の視点 日本経済新聞は、2022年7月5日付朝刊1面で、「中国、ハイテクで外資「排除」 中核技術の移転求める」と題した記事を掲載しました。この動きを、移転価格の視点から、どのように捉えればよいのかを、考えてみたいと思…

コラム
2022.07.07

国際的なシェアリングエコノミーと自動的情報交換

国税庁はシェアリングエコノミー等新分野の経済活動への的確な対応について、令 和元年6月にアナウンスしたところですが、経済取引のグローバル化が進展する中で、海外のプラットフォーマーを仲介人とし国境を超える国際的なシェアリン…

コラム
2022.06.27

国税庁が、移転価格の通達を改正~金融取引や費用分担契約など

概要 国税庁は、移転価格に関する通達(「移転価格事務運営要領」(事務運営指針))について、以下に示す内容を主たる改正点として、本年6月10日、改正する見込みであることを発表しました。 なお、今回の変更部分の適用は、法人の…

コラム
2022.04.08

自動的情報交換と税務調査

平成24年度の税制改正により「国外財産調書制度」が創設され、以後、国外に5千万円を超える財産を保有する富裕層は、毎年、日本の税務当局に、その財産の報告義務があります。 他方、当局は、どのような方法で、国外財産を把握し、活…

コラム
2022.04.04

国税庁が、移転価格の通達改正に関するパグリック・コメントを実施(締切:2022年4月12日中)

通達改正の背景と目的 OECDは、2015年10月までのBEPS(税源浸食と利益移転)プロジェクトの内容を盛り込み、2017年、OECD移転価格ガイドライン2017年版を公表しました。 2022年4年1月、OECDは、同…

コラム
2022.03.30

租税裁判:ロケーション・セービング・その他現地市場の特徴から生じる残余利益の扱いについて~日本ガイシ事件(その1)~

はじめに 残余利益分割法(RPSM)が適用され通常の利益を上回る利益部分は、多くの場合、無形資産の貢献により生じていると捉えられがちです。しかし厳密には、ロケーション・セービングやその他現地市場の特徴により超過利益が生じ…

コラム
2022.02.25

租税裁判における借用概念~ユニバーサルミュージック事件

はじめに 物事の1つの判断に、他の分野の考え方が用いられ、それが判断の決め手になることがあります。例えば、法人税における「法人」概念がそうと言えるでしょう。 今回取り上げるのは、租税裁判において、会社法の判例で用いられる…

コラム
2022.02.03

新型コロナ渦における米国納税者番号の交付状況とその影響

米国内では、新型コロナの感染者の発生が数十万人規模で継続しており、米国歳入庁の納税者番号の交付事務が停滞し、その影響で米国から所得の支払いを受ける非居住者等に対する租税条約に基づく恩典が十分に受けられない 懸念があります…

コラム
2022.01.24

OECDが、1月20日、最新となる2022年「OECD移転価格ガイドライン」(英語・仏語版)の公表・販売

OECDは、2017年、2017年版「OECD移転価格ガイドライン」(以下、TPGと表記します。)を公表と同時に、「取引単位利益分割法」(以下、PS法と表記します。)を中心として、見直しをはかるとしていました。 2018…

コラム
1 28