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シャープ、中国当局から移転価格課税による更正通知・追徴課税額は約100億円

シャープ <6753> は3日、同社の中国子会社となる南京夏普電子有限公司に対して、中国当局から移転価格課税による更正通知を受領する見込みとなったことを発表した。

更正所得金額は601億4900万円、追徴課税額は101億1800万円となる見通し。

シャープでは今回の中国当局による移転価格税制による更正通知の見込みに対して、「当社といたしましては、連結子会社との取引価格は適正であり、これまで各国の税制に従い適正な納税を行ってきたと認識しております。当社では、二重課税を排除するための日中租税条約の規定に基づく相互協議申し立てを検討しております」とコメントしている。

尚、追徴課税額については、一部は既に過年度決算において引当済みとしており、今期においては第3四半期において35億6400万円分を過年度法人税等として、また、利息12億8100万円をその他営業費用として計上することで、全額引当計上済みとしている。
(出所:marketnewsline)