[中止]【移転価格セミナー】新任担当者のための『移転価格税制』基礎講座 8月21日(金)開催
業務に必要な最低限の基礎知識プラスαが学べます
企業の国際取引が増える中、国税当局による移転価格調査件数は、前年度より44%増と急伸しています。
これは、従来、移転価格の調査は、通常行われる法人税調査とは別に行っていたものが、ここ数年は、通常の法人税調査において同時に確認する重要な項目の1つとして行われているものと考えられます。
また、移転価格の調査は、国税局の調査だけではなく、税務署の調査においても行われるようになってきました。
そのため、企業の経理担当の方々は、これに対応すべく、移転価格税制の知識を得る必要性がぐっと増してきたと言えるでしょう。
そのため、企業の経理担当の方々は、これに対応すべく、移転価格税制の知識を得る必要性がぐっと増してきたと言えるでしょう。
本セミナーでは、税務の分野の中でも特殊で、わかりづらいとよく言われる移転価格税制について、基本的な内容は無論、最新の税制改正事項なども交え、解説させていただきます。
受講の対象者は、これから国際税務の業務に携わる新任担当者で、初めて移転価格税制に触れる方ですが、すでにある程度実務を経験された方々も、多く受講されています。新たな発見や、知識の体系化がはかられ、応用力が備わってくること必至です。
業務に必要な基礎知識を得て、さらにステップアップできる欲張りな内容となっておりますので、この機会に奮ってご参加ください。
講師
信成国際税理士法人 代表社員・税理士 井藤正俊 氏
元東京国税局 国際税務専門官(移転価格担当)。東京経済大学経済学部卒業後、国税専門官として東京国税局に入局。国税庁・東京国税局にて、相互協議、調査、事前確認審査、訴訟、税制改正など、移転価格に関する事務に通算 11年従事。2017年6月、税理士登録後、移転価格に特化した税務相談等を行っている。
〔執筆〕『移転価格の実務 Q&A』(清文社)、『移転価格文書の作成のしかた(第2版)』(中央経済社)など。
開催要領
日時 | 2020年 8月 21日(金) 13:00~17:00 |
会場 | 企業研究会セミナールーム(東京・麹町) 地図(PDF) 〒102-0083 東京都 千代田区麹町5丁目7番2号 MFPR麹町ビル 2F |
受講料 | 会員 35,200円(本体 32,000円) 一般 38,500円(本体 35,000円) |
お申込み | [中止] |
対象 | これから国際税務の業務に携わる新任担当者 |
プログラム
1.移転価格とは
(1)移転価格の問題とは
(2)独立企業間価格の考え方
(3)移転価格の検証フレームワーク
(4)移転価格課税の最近の動向
2.移転価格税制の基礎
(1)移転価格税制の適用対象者
(2)独立企業間価格算定方法
(3)独立価格比準法
(4)再販売価格基準法
(5)原価基準法
(6)利益分割法
(7)取引単位営業利益法
(8)ベリー比
(9)DCF法
3.移転価格税制の用語解説
4.移転価格税制の実務
(1)移転価格ガイドライン
(2)別表17(4)
(3)切出し損益計算書の作り方
(4)機能・リスク分析
(5)比較対象取引の選定方法
(6)移転価格調査
(7)相互協議
(8)事前確認(APA)
5.移転価格文書化の概要
(1)BEPSプロジェクト
(2)国別報告書
(3)マスターファイル
(4)ローカルファイル
6.最近の税制改正の内容